拝啓
4月1日、異動先の新しい課長が机のものすごく見えやすいところに
とある有名アニメフィギュアをおいておりますが、事業部の誰もそれについて問わない昨今
みなさまにおかれましては、ますますご清栄のことと存じ上げます。
さて、先日行われました「原理主義ナイト」後半です。
東京大学大学院で社会学的観点から、北米における宗教の普及っぷりを研究している
小森青年(以下、青年)をお招きし、さらにくわしくアメリカ人の聖書との距離感について
お話を伺いました。
再び、北米で信頼できる調査会社gallupがしらべたアメリカ人の宗教観。
「宗教は現代社会においてすべてないし、ほぼすべての問題解決をもたらすか?」
「解決できる」と答えた人が59%!!!!!!!!!
「時代遅れ」と答えた人は28%しかいません。
やっぱ、アメリカ人って信心深いんだなあ・・・(真顔)
そして、ブッシュ元大統領含む、北米で一大勢力になっているのは「キリスト教保守派」
の人たちだそうなのですが、いったい何を「保守」しているのでしょうか?
青年は言います。
「70年代、科学などで宗教が世俗化していったとき、
昔ながらの生活への回帰運動をしたのが『保守派』です。」
む、昔ながら・・・
それってことは幣トタン機構も保守派なのか!?あわわ・・
青年がつづけます。
「世俗化する前のキリスト教を保守する。聖書に書いてあることを全部信じる。これが保守派です。
逆に、ダーウィンの進化論などを通した宗教の世俗化をいろいろな形で受け入れる姿勢をリベラルと呼びます。」
政治の話で保守とリベラルって、テレビなどで聞いたりしますけど、
北米では宗教観とからむ言葉だったんですね!!!!
青年「19世紀後半に産業化がすすんでリベラルVS保守の対決が起こりました。
社会の大きな変革の時期に対立が起こると考えて、おおむねよいです。」
うおー!ってことは、
数十年錆びない鉄とアルミの建材「ガルバリウム」の誕生で
トタン屋根社会に大きな変革がある日本において
トタン機構が「トタンのペンキ塗りには、茅葺き屋根葺き替えDIYスピリットがあるのだ!ペンキ塗りが不要なガリバニウムに反抗し、断固としてトタンを支持する!!!」
とムーブメントを起こすのは、ブッシュと同じ仲間ということか!?ガクガク・・
ガクガクしている屋根田をよそに、青年の話はすすんでいきます。
青年「一見、エキセントリックに見える宗教も、新興カルト宗教ではなく、
あくまでリベラルに大して保守する信条をもってることがあります。
たとえばアーミッシュとかKKKとか」
なるほど~アーミッシュ・・。
青年「スネイクハンドラーズといった団体があります。」
ス、スネイクマンショー!?(←違います)
青年「猛毒の蛇を持って踊るキリスト教宗派なんですけど、 これはある集落でずっと長く
つづけられている儀式で、新興宗教ではありません。」
毒蛇つかんで踊ってる儀式動画はコレ!!!
http://www.youtube.com/watch?v=iUdc5h10zTo
陽気なカントリー風の合奏が日本人的にはちょっと違和感が・・
女の子の棒読み歌いも味わい深い・・!!!
思うんですけど、日本って宗教音楽はめっちゃ歌うまくなきゃいけない
強迫観念ありすぎですよね!
先日マレーシアいったときもクシュリナ教寺院で
おばさんたちがマイクをまわして歌ってましたが
みんなめっちゃ音痴でしたけど、楽しそうに歌ってましたよ!!!
話がそれました・・
青年「一方、新しい教義をつくるのが新興宗教です。教祖がいる場合もあります。
集団自殺で有名になったBranch Davidian、ジョージ・ハリスンが夢中になったTM(超越瞑想)・・」
ぬお~!ジョージ・・・。
青年「『和尚・ラジニージ』っていうのもあります。」
え・・!?!?!?
青年「ジョージハリスンが元気だった1967年あたり、西海岸のカウンターカルチャーが
東洋の宗教をパクった新宗教がたくさん生まれました。」
ただの保守トタン機構でいくのか、再構築したリベラルトタン機構になるのか
今後、運営を考えたいと思います!!!!
青年「そうですね。昔の宗教的規範に回帰しようとしているのか(保守)、
再構築しているのか(新宗教)という点で、両者はまったく逆のベクトルをもっています。
・・でも、現代性から離れている点では、両者ともエキセントリックに見えます
たしかに!・・って、トタン機構も、エキセントリックに見えているのか?
だから信者が増えないのか・・(おいおい!)
青年「次は、屋根田さんお待ちかねの『創造博物館』を見てみましょう。」
創造博物館とは・・!?つづく!!!!!!!